2009年07月02日

「恐ろしい人間の麻酔銃に撃たれ」。09.6.23。


6/23(火、新月)。前夜。筆記中に水着を試着したわんたろう登場。茶と黄色のワンピースみたいな代物で、ちょっと女の子っぽく見える。真夏はこれを着せてジャブジャブ池で遊ぶか。「ファッション・ショー」終了後、夜半まで筆記と送信。Mちゃんとのやりとりはもう少し工夫しなければ。

翌。二日酔いは久しぶりか。昨夜は遅くなりすぎた。とにかく不調。コッシーは「がまん」がテーマ。友だちのために我慢することは大切だということを、私はわんたろうに口うるさくもなく巧みに伝えることができるだろうか。わんたろうはしかし、近頃「ごめんね」が言えるようになってきた。2才児はすごい。それに比べて40才児はどうか。利害がからんでいなければ「わりぃわりぃ」とか「めんご」としか言わない。まったくもってぞんざいな。ひとをバカにしたような。

家事はほぼ手抜き。ひたすら二日酔いをしのぐだけ。『おはなしのくに』は『かわいそうなゾウ』の再放送。役者が身振り手振りで演じながら絵本を朗読するこの番組はけっこう好きだ。浅野温子や蟹江敬三はさすがだと思わされたし、声優の肝付某(*)はきわだってユニークだった。

ところで、太平洋戦争中に殺された上野動物園のゾウの話(演者の名前失念)。彼らは嗅覚が鋭敏なためか、他のどうぶつのように毒殺することもできず、餓死させられたそうだ。
「ドンキーが死んだ、ワンリーも死んだ」というくだりで、わんたろうが「ぞうさんしんじゃったねぇ、かぁいそうねぇー」とくり返している。上野には動物慰霊碑がある。私はつぎに行くときに、わんたろうにゾウさんの話をうまく想い出させることができるだろうか。夏が来るたびに戦禍に巻き込まれた死者を想像したり、夜が来るたびに酒場の知人が死んでいったことを想い出す。彼らの幾人かは身寄りもなく、無縁仏として葬られたはずだ。

母子手作りのシウマイ食べて家事は手抜き。ややもすればストーリーも特撮も粗雑な『ウルトラマンA』見終えて外出支度。あざむくつもりなどなく、「遊びに行こう」とわんたろうを体操クラブへ。少し嫌がっているが、「ピョンピョンしたりゴロゴロしたりして遊ぶだけだよ、楽しいだろう」というと、「うん、たのしい」、「先生はやさしいよね」というと、「うん、やさしい」。そのあとアンパンマンの歌をうたったりして気分を盛り上げる。いずこの母も似たような悩みをもっている。うまく切り抜けて前に進めることもあろうが、一歩引いたり嘆いたりしてしんどいときもある。しかし、いずれの状態でも大したことではない。必要以上に浮かれたり沈んだりしなければいいだけだ。

午後。せわしなくとうちゃんの体操クラブへ。私立幼稚園の保育士は数年間給料のアップもなく、サービス残業を強いられているのだと。だれかが搾取しているし、儲けすぎている。


親愛なるブロック塀、その向こうに
意地悪くボクから取り上げたものを
隠したりひやかしたりは
もうしないでくれよ
(「君を呼んだのに」作詞・作曲:忌野清志郎)


ずいぶんまじめな人が虐げられたり、社会の落ちこぼれと見なされるのだとしたら、大洪水を待ち望む無言の勢力は増えるばかりだ。「ボクから取り上げたものを隠したり」はともかく、「ひやかす」という飛躍が起きたら、ギロチンゲームがはじまるよ。

かわいそうなゾウの頭とすげかえるか。ゾウ奇異ショック。


*声優:肝付兼太
http://ja.wikipedia.org/wiki/肝付兼太

バカボンのおまわりさんしか思いつかなかったが、イヤミもスネ夫もこの人で、最近では「アンパンマン」のホラーマンもそうらしい。役者としてもっと表舞台で活躍してほしい。


…タイトルは曲名不明だが、「夢に見るアフリカ、まばゆい光のパラダイスにはもう帰れないのか」とつづく、姉が習っていたエレクトーンの練習曲より。このとき、主人公はゴリラだ。
posted by redsnake at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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